ジダンの名采配!!クラシコ「前半」
今週はカップ戦(コパ・デルレイ)は
ありますがリーガの試合がないので、
少し時期的には遅いですが、クラシコの
試合分析をしたいと思います。
スタメン
レアルマドリードは、イスコが先発予想
として
挙がっていましたが、コバチッチが
スタメンに入りました。
イスコではなくコバチッチだった理由を
後程説明したいと思います。
フォーメーションは4-4-2です。
こちらはほとんど予想通りのスタメン
です。
強いていうなら、右SBがA・ビダルでなくセルジ・ロベルトなところぐらいです。
(A・ビダルは後半から途中交代で出場)
こちらも4-4-2です。
コバチッチを使った理由
レアルマドリードの監督であるジダンは
バルセロナの攻撃に対して守備的な戦術で
押さえつけようとします。
それを踏まえた上で、守備的なピース
として、攻撃的なイスコではなくコバチッチを選んだのです。
マンツーマンディフェンスでバルセロナの攻撃を防いだレアルマドリード
レアルマドリードの前半は上の図のようなマッチアップです。
守備の際マンツーマンでマークする
レアルの選手が多く、
特にテア・シュテーゲンからの
ゴールキックの際には、レアルの選手の
全員がマンマークをして、低い位置から繋いでゴールを目指すバルセロナに
ロングボールを蹴らしていました。
(下の図参考)
ただしコバチッチだけはゴールキック
という状況に限らず、前半はブスケツを
マンマークをしてビルドアップや
バルセロナの攻撃を防いでいました。
このように積極的な守備によって
バルセロナのパスミスを誘い、前半は
バルセロナに攻撃という攻撃を
させませんでした。
一方攻撃はというと、バルセロナのボール回しの際に中盤まで上がってくる両SBの裏を
ロナウドやマルセロ、クロースが使い
何度もチャンスを演出します。
またバルセロナのパウリーニョが中央のゾーンに寄ることが多かったため、特に左SB裏を
狙って攻撃することが多かったです。
(下の図参考)
まとめると、バルセロナの攻撃を完璧に
押さえ攻撃でも優位性を築いたが、
得点には至らなかった前半という
イメージです。
今回は前半までの解説にしたいと
思います。
次回は後半の分析をしたいと思います。
コバチッチのマークが後半から
変わったことによるチーム全体の変化を
メインに解説したいと思います。
今日もここまで読んで頂きありがとう
ございます。
このブログが皆様のお役に立てれば
幸いです。
ではまた!