エル・クラシコまであと「3日」!~クラシコ特集~
レアルマドリード対バルセロナのエル・クラシコ(伝統の一戦)が、レアルマドリードのホームサンティアゴ・ベルナベウで12月23日21:00(日本時間)から、行われます。
現在国内リーグで勝ち点42で一位の
バルセロナと
勝ち点31のレアルマドリード(1試合未消費)の直接対決というだけに、レアルマドリードは
優勝を目指すには、本当に重要な一戦と
なります。
また、自分達が世界一と自負している両チームの戦いは、全世界で注目されている試合であり、日本でも人気のある試合となっております。
それではエル・クラシコについて
もっと詳しく、もっと楽しみになるよう色々説明していきたいと思います。
エル・クラシコの歴史
・スペインの暗い歴史
1930年代に、スペインは様々な地域で
多様な文化や言語があったのです。
しかし、フランコス総統による軍事政権はこの文化の多様性を認めず、
特に独立意識の高いカタルーニャ地方の
国民を弾圧しました。
カタルーニャ地域のクラブチームの
バルセロナが、政府側のマドリードに
敵意を抱くのは、このためであると
言われています。
クラシコでメッシに次ぐ得点を取っている(18得点)デイ・スティファノ(レアルマドリード)はクラシコで最も活躍した選手と
語り継がれています。
引退後は名誉会長、監督を歴任しました。
そのスティファンがクラシコとなるとなぜ話題に上がるのかと言うと現役時代最も注目
された出来事があったからなのです。
それはバルセロナ移籍が内定していたのにもかかわらず、レアルマドリードが強引に
奪い取った事件です。
当時レアルマドリードやスティファンは
相当な批判を浴びました。
もうひとつ、2000年にもバルセロナでキャプテンを務めたりとバルセロナの主要選手だったルイス・フィーゴが
バルセロナ→レアルマドリードに移籍を
しました。(禁断の移籍)
その結果、その年のエル・クラシコでは、豚の頭を含む色々なものがフィーゴに向けて投げられたりと批判をされました。
バルセロナ在籍時よりも
その上レアルマドリード在籍時のほうが
得点を取って活躍しているのも
バルセロナのファンに憎まれている一つの要因でもあります。
ちなみにこの一件でフィーゴの経営する
スペインの日本料理のお店が破壊される
暴動までに発展しました。
エル・クラシコの通算成績
レアルマドリード→95勝49分92敗
バルセロナ→92勝49分95敗
全体的に見るとレアルマドリードが優勢に
見えるが、ここ10年の直近の成績では、
バルセロナが15勝8分12敗と
勝ち越している。
エース対決
レアルマドリードのエース、ロナウドはメッシに並ぶ5回目のバノンドールを獲得し、また
クラブワールドカップ決勝でフリーキックを決めて、2連覇の立役者となり、
クラシコでの活躍が期待されます。
一方バルセロナのエース、メッシは
リーガ・エスパニョーラで14得点で
得点ランキング1位と絶好調です。
今回のエル・クラシコは政治的な背景
(カタルーニャ独立宣言)があるため
30年代の時と同様に非常に緊迫し、何が
起こるかわからない厳重体制になると
思います。
237回目のエル・クラシコ、どちらに
勝利の女神が微笑むのか、土曜日まで
待ちきれないですね!
明日はクラシコで注目のレアルマドリードの選手を紹介したいと思います。
今日も読んで頂きありがとうございます!
このブログが皆様のお役に立てれば、
幸いです。
ではまた!