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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。サッカーを通じて、色々な方と繋がり、自分自身の成長に繋がればいいなと思っております。

~「選手=株式?」~今夏の移籍市場

 

今夏のネイマール(バルセロナ→PSG)、

デンベレ(ドルトムントバルセロナ)のように

一億~二億ユーロもの大金を注ぎ込む移籍市場には、『戦力強化』という本来の目的よりも

利益に目を付けた代理人投資ファンドなどの

第三者が影響を及ぼしている。

 

つまり、選手が今やマーケットで

値をつけ取引される「株式」または「債券」

ようになってきている。

 

〇元来の仕組み(1990~2000年代

)

中小クラブ→育成で育てるか無名の若い才能のある選手を見つけ、レギュラーとして活躍させ

価値が高まれば売却、その一部を再投資して戦力のバランスを取るサイクル

 

ビッグクラブ→移籍収支を赤字にしてでも

戦力の強化をし、クラブとしての結果を求める

サイクル

(ベルルスコーニモラッティーなど)

 

 

〇現在の仕組み(00年代後半~10年代)

アブラモビッチによるチェルシー買収・

アブダビの王族マンスールのマンC買収等に

見られる、オイルマネーに支えられた中東資本の大型補強が現在のシステム。

 

スポーツマンシップ・フェアプレーなどの

欧州サッカーの秩序を(財力を使い)破壊し、

金がものを言う弱肉強食の世界を中東の

オーナーによって作り替えられた。

 

それはお金の力を利用し最短距離で、

勝利と栄光を手にするシステムが生まれたのである。

 

 

最大の問題は、移籍市場への投資がスポーツの自体の結果を生むためではなく、そこから得た利益をサッカーの外の世界に、投資することだ。

 

この傾向が今後も続けば、

サッカー界は長期的に痩せ細っていくだろう。

 

 

 

(footballista 10月号参考)

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

移籍市場・カタルーニャ独立によるスペイン代表の行方やバルセロナのリーガ脱退?など

サッカー界は問題が山積みですね。

少しずつでもいいので、いい方向に進展すると

いいですね。 

 

ではまた!