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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。サッカーを通じて、色々な方と繋がり、自分自身の成長に繋がればいいなと思っております。

『ジダン、パリに家を買う。』~レアルマドリードの光と闇~

「あの馬鹿のせいで、クリスマス前に
全てのコンペティションを失ってしまう」


2017年10月29日のCL、トッテナム戦の
後にレアルマドリードの理事が放った言葉だ。


「あの馬鹿」とはジダンのことだ。


ジダン監督の評価・評判は
フロントと選手間で異なり、
私たちの知らない光と闇が
レアルマドリードの内部には存在する。

ジダンが監督になるまでの歴史

引退後は、解説者を務めてました。


2009年に、フロレンティーノ・ペレス
再びレアルマドリードの会長に就任すると
クラブアドバイザーとして就任します。


2011年に、モウリーニョとの対立から
ゼネラルディレクターだった
ホルヘ・バルダーノが解任に追い込まれ
レアル・マドリードはゼネラルディレクター職を
廃止します。



そしてその後、それまでスポーツ
ディレクターの職に就いていた
ホセ・アンヘル・サンチェスがクラブの
強化部門における最高責任者を務めることと
なります。


その後任として、ジダンはスポーツディレクターに
就任しました。



その後ジダンレアル・マドリー
多くの役職を務めていました。
アシスタントコーチ、またフロント入りも希望して
学校に通い、スポーツマネジメントの勉強も
していました。



その過程を経て、ジダンカンテラ
(レアルの下部組織)の監督
に就任し、
監督としてキャリアが始まります。



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フロレンティーノ・ペレスの闇

2016年に、ベニテス監督の後任として
Bチームの監督だったジダン
事実上の昇格を果たします。


現場の支持もあり、ジダンを監督に
就任したのですが、会長の
フロレンティーノ・ペレスは
驚くべきことに、ジダンのことを
あまり評価していません。



言い換えると信頼されてないのです。



ペレス会長は、ジダンを監督として無能と
考えており、ジダンの信頼している
ホセ・アンヘル・サンチェスGM
対してもレアルマドリードというチームを
統率する能力と経験がないと
考えています。



その証拠として、ジダンの就任当初から
後任探しをしていて、2017年には
ドルトムント監督のトゥヘルを迎える
手はずだったという事実があるのです。


16/17シーズンはリーガ制覇・CWC優勝と
輝かしい成績を残したため、解任は
見送られたと言われています。



しかし、今シーズンは成績が振るわない
ため再びフロントが解任の準備に
入りました。




後任候補として現トッテナム監督の
ポチェッティーノを準備してると
言われています。


ペレス会長の目的

ペレス会長は、レアルマドリード
足りないものは『チームのスタイル』だと
感じており、チームスタイルの確立を
目指しているゆえに、ジダンの解任という方針があるのです。



強豪相手にも屈せず、チームのスタイルを貫き、そして観客・スポンサー・放送局も魅了し、世界から最大のリスペクトを受けることをレアルマドリード
求めているのです。



つまり、レアルマドリードという
『商品価値』を今以上にあげたいのです。






興味深いことに、この強豪相手とは
バルセロナを指すのです。



2015年11月の0-4、2017年4月2-3、
同12月0-3とバルセロナ
ベルナベウで史上初の3連勝という
屈辱的記録を作られました。




バルセロナに勝てなくて、リーガ王者
として胸を張れるのか』
とペレス会長は
疑問を呈しており、
リーガを完全に支配するのは我々だ』と
イメージ示す、つまりバルセロナ
完膚なきままに倒せるチームスタイルの
確立のできる監督を求めるというのが
ジダンの解任を求める真の理由
なのです。





このような事情を知ると、
ジダンの解任までそう遠くないとも
思い始めます。

そして、レアルマドリードの歴史のなかで
成功後の解任も少なくないという点にも
注目すべきなのです。

・97/98シーズンのCL優勝後の
ハインケスの解任

・CL2連覇を果たした02/03シーズン後に
デルボスケの解任

・06/07シーズンのリーグ優勝後に
カペッロの解任

・14/15シーズンCL優勝後に
アンチェロッティの解任

このようにレアルマドリードには
成功後の多くの解任があります。



しかし、ペレス会長の評価が低いままの
ゆえに、ジダン自らから出ていきたい
意志があるそうです。











そしてジダンは数ヵ月前から
動き出している。


マドリッドの高級住宅に別れを告げ
パリに新しい家を買った。


ジダン、パリに家を買う。』

ここまで来れば、ほぼ全ての疑問が
解決するだろう。

しかし、唯一の疑問は
レアルマドリードの監督の次はどこに行くのだろうか』ということだろう。




ジダンの企みは
パリ・サンジェルマンの監督ではなく
フランス代表監督にあるのだ。



フランス代表監督に就任するのは
ワールドカップ後なのかそれとも…





今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば
幸いです。

ではまた!