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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。サッカーを通じて、色々な方と繋がり、自分自身の成長に繋がればいいなと思っております。

10分毎のポジショニングの変化から考察する『レアルマドリードの対応力』~リーガ27節/レアルマドリードvsヘタフェ~《前半》

本日は日本時間、3月4日04:45から
行われた、レアルマドリードvsヘタフェ
試合分析をしたいと思います。




レアルマドリード
前節アディショナルタイムに得点を
入れられ負けてしまいました。


ロナウドを温存した影響で得点力が不足し、
主力選手の相次ぐケガにより、守備の強度も落ち
失点してしまったという前節でした。



今節は、ロナウドがスタメンに入り
マルセロもケガから復帰して

ベンチ入りを果たした好材料もあります。



また、CLの2legも間近に控えているため
何としてでもいい流れでチャンピオンズ
リーグを迎えたいです。





一方のヘタフェ
何と言っても、持ち前の堅守が光り
直近5試合でわずか1失点と好調
キープしています。


また、FWのアンヘル・ロドリゲス
絶好調でカウンターも攻撃のオプションの
1つでもあります。




フォーメーション

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現地の予想では、[4-4-2]の予想
でしたが、実際にはジョレンテ
右インサドハーフに入り、左には
イスコが入った[4-3-3]でした。





一方のヘタフェは
現地の予想通り[4-4-2]でした。



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前半0分~10分


ヘタフェの[4-4-2]の守備のシステムが
強固であるのと、モドリッチとクロースが
中盤にいないので、中盤でのボール回しが
この時間帯落ち着きません。



ヘタフェの守備戦術は
2トップが前線からプレスをかけ、
レアルマドリードのビルドアップから
プレッシャーをかけることから始まります。



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中盤のジョレンテとイスコは
DFラインに降りてきて、ボールを
受けにくる選手ではないので
正確にはビルドアップから苦しくなります。



結局CBからSBへのUの字のパス回し
多くなり、主導権を握りつつも、上手く
攻めきれない状況に陥ります



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前半10分~20分


ヘタフェの守備を中々崩せずに
サイドでの攻撃を強いられた結果
サイドに人数をかけて攻撃する
ようになります。


それにより
ミドルサードの中央のエリアを上手く
使えないことと共に、相手最終ラインでの
中央での脅威もなくなります。



少しでも攻撃の糸口を見つけたい
レアルマドリードサイドからサイドへの
サイドチェンジが増えます。



DAZNの解説の方もおっしゃってましたが
ヘタフェの左サイドバックのアントネスが
守備の際に、BBCを警戒して中央に絞る
守備をして、サイドのスペースを
空けていたためです。



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この僅かな守備の乱れを突き
右サイドからチャンスを作り始めます。


前半20~30分

この時間帯になってもヘタフェの守備を
上手く崩せずにいますが、セットプレーから
レアルマドリードの得点が生まれます。


一つ前のプレーで先ほど説明した
ヘタフェの左サイドのスペースを
サイドチェンジで利用してチャンスを
作った結果、コーナーキックを得ることが
できたのも特筆すべき点です。


攻撃を上手くできない時間帯に
周りを見て、突破口を見つけられる
対応力はさすがのレアルマドリードです。




得点自体はクロスに反応したイスコ、
空中戦の強いロナウドセルヒオ・ラモス
ヘタフェのディフェンスを引っ張り、

ベイルがフリーの状況が生まれて、
こぼれ球を押し込んだという形になります。



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そして得点直後からヘタフェの
守備の意識が変わり、レアルマドリード
ボールを上手く回せる状況が生まれます。


追い付きたいヘタフェは、前線のみならず
中盤の4人もプレス、またラインを上げて
前線から守備をし始めます。



一見するといいように思えますが、
実は最終ラインが連動してラインを上げて
いないため、中盤が間延びします。



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ロナウドやベイルなどの縦への突破力がある
選手が前線にいるため、最終ラインまで
ラインを上げてしまうと背後を狙われて
しまうので、このような中途半端な守備に
なったのです。




DFラインと中盤が間延びすると
イスコが活きてきます。


イスコはこのエリアでプレーすることを
得意としており、実際にこのエリアでの
イスコのチャンスクリエイトや味方との
コンビネーションで相手を崩すシーンが
増えました。



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30~45分(前半終了まで)


前半37分まで、シュート3本と
両者の守備の対応が際立つゲーム展開に
なりましたが、この時間帯には
レアルマドリードのヘタフェへの攻略方法が
明確になります。



まずハーフライン周辺のプレッシャーが強いので
ジョレンテモドリッチのような役割に徹し
ヘタフェのプレスを上手くかわしていました。


また、それでも攻撃に息詰まる場合は
ヘタフェの間延びを利用し、前線のBBC
中盤に受けに下がり、そこから前を向いて
チャンスを作るという攻撃パターンを
使っていました。


この時間帯には、ベイルとイスコが意図的に
ポジションチェンジをするシーンも
見受けられました。


イスコは得点直後から得意なスペースで
プレーしてチャンスを作り続けていたので
マークが厳しくなり、思うようなプレーを
徐々にさせてもらえなくなります。



なのでドリブルによる仕掛けや左足から
繰り出される精度の高いロングボール
(サイドチェンジ)で局面を打開できる能力
持っているベイルをこのポジションに入れて

ヘタフェの守備陣を混乱させたのです。




結果、下の図のような選手各々の動き方で
相手を崩し、前半をいい形で終えます。



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・・・→ =ドリブルやフリーラン
=味方がボールを持った際に
      移動する方向




前半をまとめると
上手く攻めきれない状況から、相手の
左サイドのスペースを積極的に活用して、
得点後は、相手のプレスを上手く
剥がしながら、相手のDFと中盤のスペースを
使うことにより、ヘタフェの強固な守備を
攻略しました。




この続き(後半の分析)は
明日アップしたいと思います。




今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。


ではまた!

ポゼッションとカウンターを見分けるコツは『ポジティブトランジション』~攻撃のタイプの違い~

ポゼッションだのカウンターだの言われても
初心者にとっては、理解できないだろう。


サッカーを観る上では
この2つのキーワードは、攻撃の際によく使われます。


日本で面白い、理想としているのは
ポゼッション
というスタイルであり
カウンターは邪道もしくは面白くないものだと
思われています。


これからその両方の用語について
両スタイルの起源、スタイルのメリット、
デメリット、ポゼッション、カウンター
スタイルの具体的なチーム、見分け方を

中心に説明していきたいと思います。




ポゼッションサッカーの起源


世界的に有名なメッシを擁するスペインの
バルセロナのというチーム
のサッカーに
注目が集まったことでこのポゼッション
というワードが普及し出します。


バルセロナやスペイン代表のサッカーの
スタイルであるポゼッションサッカー
言い換えた『ティキタカ』という言葉も
生まれました。




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基本的にはボール支配率という
1試合の中での味方がボールを持っている
時間の割合を高めようと、ショートパスの
本数を増やし、ボールを出来る限り
持ち続けることをポゼッションサッカー
言います。


カウンターサッカーの起源


一方のカウンターサッカーは
守備的な戦い方とメンタリティーが
象徴的なイタリアで生まれます。



どのチームというよりはイタリア全土で
そういったスタイルのサッカーの風潮が
あり、現地ではカウンターサッカーを
カテナッチョ』と呼ばれています。




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日本では、カウンターサッカーを
堅守速攻とも呼んでいます。


カウンターサッカーとは
わざと相手にボールを持たせて
自陣に多くの相手をおびき寄せて
ボールを奪った瞬間、前のめりになった
相手の隙をつくものです。





ポゼッションサッカーのメリット・デメリット


ポゼッションサッカーのメリット
『ボールを持ち続けることで、守備の時間を減らせること』です。



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つまり、攻撃が最大の守備ということです。



もう一つのメリットは
パスを回してボールを持ち続ける訳ですから
相手は当然ストレスが溜まります。

その際に相手選手がボールを取ろうと
むやみにプレスをかけると、
守備のシステムが崩れます。



その守備の穴を狙いゴールに迫ること
ポゼッションサッカーにはできるのです。



メリットがある一方デメリットも存在します。


強いチームと弱いチームが試合する際に
よくあるのですが、弱いチームは守備の際に
フィールドプレイヤーが11人とも自陣に
下がり守備をします。


そうすると攻撃側からすれば
パスを出せるスペースが少ないため
ゴールに繋がるパスが出しづらくなり
攻撃が停滞します。


その際に、解説者がよく言うのが
『Uの字のパスを出している』という言葉です。




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その言葉の通り、守備側の選手は
中央をがっちり固めているため、
サイドのエリアでしか攻撃側の選手は
ボールを回せないということです。


そしてポゼッションサッカー
カウンターサッカーは、面白いことに
対になる要素が含まれています。


ポゼッションサッカーというのは
パスを繋いでボールの持っている時間を
長くするために、多くの選手がパスを
もらいに来たりして、関与しなくてはなりません。



攻撃的ではありますが、都合よくボールを
回し、人数をかけるため、当然どこかに穴が
できます。



その穴をボールを取った瞬間に狙うのが
カウンターサッカーのスタイルです。



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特にスペインのアトレティコマドリード
ようなカウンターサッカーの上手いチームが

相手だとポゼッションサッカーをしていても
『カウンターで崩されてしまうのではないか』
という不安が攻撃側によぎり、上手く攻撃が
できない場合も生まれます。



なので、ボールを奪われた後に
どう対応して、空いたスペースを誰が
カバーするのかというリスク管理も大切になります。



カウンターサッカーのメリット・デメリット


カウンターサッカーのメリットは
相手が攻から守に切り替わる時間を与えずに
攻めきることです。



カウンター時には相手陣内にいる選手が
少なく、自分のチームの選手がすぐに前線に
走り出せば、数的優位を作れる状況に
あります。



そのためポゼッションサッカーよりも
得点が生まれやすくなります。



それは、ポゼッションサッカー
守備の負担を減らしながら、相手を崩して
得点を奪うのに対して、
カウンターサッカーは相手をおびき寄せ
相手の崩れた状態から一気に攻めるという
違いがあるためです。



SBが攻撃参加をする現代サッカーでは
このカウンターがより効き目のある戦術で
あることは間違いないです。



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カウンターサッカーのデメリットとしては
ボールを奪えないと体力の消耗が激しくなる
という点です。



攻撃の際は自分達のペースで
ボールを回しているので体力の消費は
そこまで大きくはありません。


しかし守備の時間が多くなると
相手に振り回されているということにも
繋がり、相手のペースに合わせないと
いけないため体力の消耗が激しいのです。



そのため、カウンターサッカーのチームが
守備に追われる時間が多くなると
攻撃にも体力が使えなくなるという弊害も
出てきます。



なので、ボールをいつどこで取るかという
明確な決まり事を作り、チーム全体で
実行することがカウンターサッカーを
する上では大切なのです。



ポゼッション、カウンターの具体的なチーム


ポゼッションサッカーをしている、
Jリーグのチームの代表格は、
やはり川崎フロンターレでしょう。


前任の監督であり、現在名古屋グランパス
監督である風間八宏さんが作り上げた
フロンターレのサッカーは、戦術という
型にはめたものではなく、選手同士の
アイディアや連携によるポゼッション
サッカーという側面が強く、非常に攻撃的
であり、魅力的なサッカーです。



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一方のカウンターサッカーで有名な
Jリーグのクラブと言えば、去年
ルヴァンカップ天皇杯で二冠を果たしたセレッソ大阪です。


連動した守備で相手を追い込み
中盤のMF山口蛍が中心になって
ボールを奪い
、長いパスが出ても
ボールを上手く受けてカウンターを得点に
結びつける前線の柿谷や杉本が得点や
アシストをするというチームスタイルです。





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ポゼッション、カウンターの見分け方


ずばり、タイトルにもある通り
注目すべきはトランジションです。


トランジションとは日本語で
移り変わり、移行という意味であり
サッカーでは攻から守、守から攻の際に
トランジションという言葉を使います。



その意味でポジティブトランジションとは
守から攻の切り替えであり
ネガティブトランジションとは
攻から守の切り替えです。



そのトランジション、つまりボールを
奪われた際に注目すればいいのです。



その際に注目すべきポイントが
一点あります。


それはすぐにボールを前に蹴るのか
それとも味方にパスをして繋ぐのかという
ことです。



言い換えると、ボールを奪った後の
ファーストパスで縦にパスをするのか、
横にパスをするのかということでも
あるのです。




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すぐにボールを前(縦)に蹴るということは
相手の乱れた守備システムの隙を突くために
少しでも早く攻めたいという気持ちの
表れであり
、これがカウンターサッカーです。(図の1)



一方味方(横)にパスを繋ぐというのは
攻め急ぐよりも確実に繋ぎたいという表れで
これがポゼッションサッカーです。
(図の2)



これさえ見れれば
そのチームの基本的な攻撃の戦術が
理解でき、よりサッカーを観ることが
面白くなることでしょう。


今日も読んで頂き、ありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば、幸いです。


ではまた!

『禁断の移籍・ネイマールのレアル移籍が現実的な3つの理由』①


13歳のネイマールは、バルセロナではなく
レアルマドリードを選んだ。



実は、ネイマールレアルマドリード
トライアルを13歳の時に受けている。



トップチームへの入団を希望し、憧れていた。



しかし、2013年に
レアルマドリードのメディカルチェックを
受けたにもかかわらず、
レアルマドリードではなくバルセロナを選んだ。




入団後、バルセロナの一員として活躍して
そして、『MSN』と呼ばれる3トップを
アルゼンチン代表のメッシ
ウルグアイ代表のスアレスと形成して
ゴールを量産しました。



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ネイマールバルセロナで最も
インパクトを残したのは16/17シーズンの
CL決勝トーナメント一回戦の2legの
パリ・サンジェルマンとの対戦で
4点差を跳ね返した大逆転劇だろう。




常識的には、CL敗退が濃厚の中ネイマール
2得点をあげ、そして敗退ムードの漂う
チームの雰囲気を払拭し、勝利に導いた。



バルセロナで順風満帆だったネイマールだが
心境は複雑なものだった。



メッシという世界ナンバーワン選手の
影ではなく、自分が王様になりたかったのだ。



スアレスやメッシ、ピケに残留を説得されるも
様々な思惑が重なり、ネイマール
選択したのはパリ・サンジェルマンだった。


『移籍を決断したのは2日前だった』
本人も語るように、苦渋の決断
だったことは間違いないだろう。




パリ・サンジェルマンに移籍後も
ゴールを量産し、リーグ1の得点ランキングでも
1位という結果を残している。




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約290億と破格の契約解除金で話題になった
ネイマールだが、今度はレアルマドリードへの
移籍を目論んでいるそうだ。




ネイマールレアルマドリードへの移籍が現実的な3つの理由

つい最近パリ・サンジェルマンに移籍したにも
関わらず、ネイマールのレアル移籍の理由が
巷では、信憑性のあるものからないものまで
山ほど出回っております。



その中の情報と私の個人的な考えから



カタールW杯問題


レアルマドリードの次の王様になるという
ネイマールの企み


③ペレス会長の強行補強



という3つのテーマに絞って、ネイマール
レアル移籍がどれ程現実的なものなのかを
説明したいと思います。




カタールW杯問題

カタールという国は、2008年に
『国家ビジョン2030』という国策を発表します。


巨額の予算を投資して国としての影響力や
世界的に見た中での存在価値を高めることが
主な目的です。


その一環として
"スポーツ分野でも力を入れていこう"
ということでサッカーにも力を加えております。


その努力の結果、2010年に、
2022年のW杯をカタールで開催することが
決まります。




W杯は、オリンピックと並ぶ世界が注目する
スポーツイベントです。


そのW杯を成功させるべくカタール
いくつかの策を講じます。


まず初めに
強豪クラブだが、世界的に認知度の低い
パリ・サンジェルマンに目をつけます。



17年夏の移籍市場でも話題になりましたが
ネイマールやムバッペ、ダニエル・アウベス
などの大物選手の獲得によりPSG注目度を
一気に上げます。



それと同時にチームが注目されれば
ユニフォームが見られる機会も
増えるためメインスポンサーである
カタール航空知名度も上がり、W杯開催国
としての欧州サッカーへの影響力も
アピールします。




そして次に、パリ・サンジェルマン
現役生活にピリオドを打ったベッカム
レアルマドリードの監督であるジダン
ネイマールをアンバサダーに就任させます。



3人共に数十億とも噂される契約を結び
大々的に広告塔として活用されると思います。



特にネイマールに関しては、
ブラジル代表としてピッチに立つので
十分過ぎるほど、広告塔としての
役割を果たすと推測できます。




2022年のW杯に向けて、順調過ぎるくらいの
準備をしているカタールですが、
ここにきて、開催自体が怪しくなって
きています。



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理由は
開催国を決める際の投票の票の買取等の
汚職や、新スタジアム建設に当たり
労働者の労働環境の劣悪さなどです。


ロシアW杯後の9月に、決断が下されるとは
いえ非常に厳しい立場にいることは
変わりありません。


そしてこの問題はカタールだけの問題ではなく
カタールパリ・サンジェルマン
ネイマール3者による問題でもあるのです。


そこで最大の問題になるのが、ネイマール
カタールW杯のアンバサダーの件です。


憶測の域での話ですが、ネイマール
王様になりたかっただけの理由では
5大リーグの中でも、最も知名度
リーグのレベルが共に低いリーグには
行かないと思います。




パリ・サンジェルマンはもちろんのこと
密接に関わり合うカタール側からも
ネイマールにとってメリットの大きい
好待遇を提示されたゆえの移籍なのだと
私は思います。



そうなるとやはりカタールW杯のアンバサダー就任
PSG移籍の決め手になったのだと私は思います。



そのアンバサダー就任というのは、W杯まで
4年もの期間があるため
ロナウドとメッシが主役の時代から
ネイマールの時代への変遷という意味が
あるためネイマールには
非常に意味があるものなのです。



そのためその契約が、白紙になるというのは
実質ネイマールのPSGにいるメリットが
なくなったといっても過言ではありません。




もちろん、W杯前にブラジル代表が同じチームに
集まるという慣習があるため、W杯後まではPSGに
いるかもしれません。



しかし、カタールでのW杯開催が反古に
なれば、自ずとパリ・サンジェルマン
出ていくと私は思います。




アンバサダーという大役を任されている以上
カタール大会が白紙になるとなれば、
W杯後の夏の移籍市場でネイマール
確実に動くだろう。


次回に続く…




今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。

ではまた!





お詫び

先週はブログを公言していた週3~5回更新できず、
すみませんでした。

不運にも、インフルエンザにかかってしまい
一週間寝たきりだったため更新できませんでした。


先週に行われた
レアルマドリード
4節分(24,16,25.26)の分析も
誠に勝手ながら中止とさせて頂きます。


次節のから
試合分析は27節ヘタフェ戦から
復帰したいと思います。

読者の方にはご迷惑おかけしましたが、
今後ともよろしくお願いします。

『一瞬で決断できる』シンプル思考/遠藤保仁 最近読んだ本のレビュー


私のサッカーを好きになったきっかけは
南アフリカワールドカップの遠藤保仁
フリーキックです。


大きな弧を描いて決まったフリーキック
実に芸術的であり、サッカーとは無縁だった
私にサッカーの楽しみを伝えてくれました。



(ユーチューブから引用)


その後、熱狂的にサッカーを観ることになり
観ているものを魅了するよりレベルの高い試合を
求めて、レアルマドリードにたどり着き
今に至ります。



つまり、私にとって遠藤保仁
サッカーを好きになった原点なのです。


その遠藤保仁が書いた自己啓発本
『一瞬で決断できる』シンプル思考、なのです。



早速レビューしていきたいと思います。



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読んでみた感想



大きなテーマが、ジャンルごとに5つ
分かれており、そこからさらに1章当たり
6~10個に細分化して遠藤保仁の思想の
プロセスを説いています。


『考え方ない』習慣をもつ
『反応しない』から未来が見える
『ルーティン』は作らない


などの誰でも実践できる44の考え方のコツ
自身の考えや体験を元に分かりやすく
書いています。





一章一章が自分の体験を具体例として
提示してそこから得た教訓という形で文章を
書いているため、非常に読みやすかったです。



一冊の中で一貫していることは
型にはまらないという考え方です。


人間誰しも『固定概念』に縛られ、今までの
経験からくる考え方を変えられません。


固定概念に拘らずに、ルーティンを
作らない生き方を遠藤保仁
提唱しているのです。

(遠藤保仁選手はルーティンを作ることに関しては否定はしていません)


代表監督が4年周期で変わっていく
日本代表で監督が変わっても長い間
日本代表で活躍できたのもルーティンを
作らず特徴の異なる様々な監督に
適応できたという実績
があるため
文字の説得力もあります。






個人的には一つ一つの項目の最後に
仕事にはどう活かせるかを書いていますが
仕事というよりは、より賢く日常生活を送り
人生をより豊かに生きるためヒントという
側面が強いと感じました



また、自己啓発本と題しつつも
サッカーが上手くなるヒント
隠されているため普段サッカーをする人に
とっても非常に参考になると思います。


個人的には、
4章の『反応しないから』未来が見える
5章の『今』の一歩が『未来』を作るが

読みごたえがあり、非常によかったです。


畏れ多いことですが、私自身の考え方と
合致する部分があり、『そうだよね』と
共感する部分もあり、それと同時に
経験ゆえの+aのノウハウがあり
再読の価値のある一冊だと
私は思いました。


遠藤保仁選手が好きな人、代わり映えのない
毎日から抜け出したいと思っている方
には
非常におすすめの一冊です。


『一番になる必要はない。

賢くなって生き残る方が大事だ。』


この本を読めば、あなたの知らない
遠藤保仁が知れるかもしれない。



今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。


ではまた!

『ジダン監督の大胆采配。勝利の分かれ道は[4-4-2 ]の可変システム』~チャンピオンズリーグ レアルマドリードvsパリ・サンジェルマン~後編

「我々は90分間完璧に勝利に値する試合を示したと思う。今日の勝利はとても重要な勝利だ。良い形で試合をスタートしたね。しかし失点してしまった。けど、この試合はCLだしレアル・マドリードにはあの試合展開の経験がある。試合は90分続き、ホームで良い試合ができた」

チャンピオンズリーグパリ・サンジェルマン戦後に
ジダン監督は、こうインタビューに答えた。


いい形で試合をスタートできたとは
ネイマールへの守備
敵陣内での攻撃的プレッシングのことだろう。



もちろん守備がハマったことは
評価できる点です。


しかしそれ以上に、後半のカゼミロとイスコを
下げた2枚替えのシーンに隠された大胆な
戦術的な交代に私は焦点を当てたいと思います。




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②勝負を分けたエメリの迷采配

前回の続きです。

ダニエル・アウベスの攻撃参加により
右サイドの守備の問題が再び浮上します。

右サイドのダニエル・アウベスが攻撃参加した
裏のスペースをレアルマドリード
カウンターで突く形を、フォーメーションを
変更したにもかかわらず、再び行われました。





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また、PSGの右SBのムニエは
ダニエル・アウベスと比べると守備の強度や
ポジショニングが劣るため、裏に抜かれたり
右サイドのスペースに通され一対一で負けるシーンが前半と比べて、多くなりました。



結果的に右サイドの守備に関して言うと
前半より悪い状況が生まれてしまいました。





③後半2枚替えのジダンの真意

PSGが主導権を握り、レアルマドリード
守備からのカウンターでチャンスを
作るというのが後半の主な流れです。



1-1のままを迎えて
点を取りたいジダンは、まずベイルを投入し
そのあと78分にルカス・バスケスとアセンシオ
投入します。


中盤の守備の要であるカゼミロ
要所要所で輝いていたイスコ
変えたということは、勝負をかけにいくという明確なサインであり、確実にプラン変更が行われます。


まさにその通り、
ルカス・バスケスとアセンシオが入ると
大胆なフォーメーションの変更が
行われました。


それが[2-4-4]の可変システムです。



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前線を交代選手で並べ、中盤にSBが入る
超攻撃型フォーメーションです。


前線の人数を増やし、そしてPSGの弱点である
左サイドを起点に数的優位な状況で
攻めることがジダンの目的でした。


しかし、攻撃は良くても前線に人数を
かけているため、守備が脆くなります。


もちろん、ジダンはそこも計算済みでした。


ボールを取られても守備の際には、
そのままゲーゲンプレスをかけ
数的有利な状況で即時回収します。



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またはボールを奪えそうになければ
サイドのアセンシオとルカス・バスケス
サイドバックが一列下がって
[4-4-2]の守備ブロックを形成します。




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攻撃に厚みを出し、前線からの守備も
継続しつつ、サイドの選手が下がれば
[4-4-2]の守備ブロックも形成できるという
機能的なシステムをジダンは選択して
勝負をかけました。








その結果2得点が生まれました。




PSGの最終ラインが
人より中央のスペースを埋めること、また
中央での攻防を制することに重点を
置いていること、そして相手側の右サイドの
中盤にスペースがあることに気づき

フレッシュな選手にサイドを使わせて
サイドからチャンスを作るというジダン
決断が項を奏しました。










その後は[4-4-2]のブロックを敷いて
守備を固めてPSGに得点を許さず
試合終了となります。



先制された上で逆転して
[3-1]というスコアは非常に素晴らしい結果を
残しました。


3月6日の2legでは、[0-0]、[1-1]の引き分け
[1-2]の敗戦、[1-0]の勝利もベスト8進出が
できるため、この勝利が非常に有利な状況を
生み出しました。


このままベスト8に進出するのか
それともPSGが大どんでん返しを起こすのか。



「まだ何も決まったわけではない。セカンドレグが残されている。不可能なんてことはないよ」


バルセロナで去年奇跡を起こした
ネイマールが語るように
今度はPSGで奇跡を起こすのか?



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2legの主役はネイマールなのか。
それともロナウドなのか。





今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。

ではまた!



『BBC対MCN。試合を分けた前線の3人』~チャンピオンズリーグ レアルマドリードvsパリ・サンジェルマン~前編

『これがCLだ。僕たちには経験がある』


チャンピオンズリーグRound16 1legの
パリ・サンジェルマン戦の後に
クリスティアーノ・ロナウドはこう述べた。


試合自体はホームで3-1と勝ったものの、
前半に先制され、試合自体も支配されていた状況から
3点を取りなぜ逆転できたのか?



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下記の3つの切り口から
試合全体の分析を行いたい。


①右サイドのネイマール対策


②勝負を分けたエメリ監督の迷采配


③後半2枚替えのジダンの真意







①右サイドのネイマール対策

戦前からカルバハルが、
1legは出場できないことが分かっていたため
大方の予想は、右SBをナチョが務めることが
わかっており、結果的にスタメンでした。



守備に定評のある選手ですが、マッチアップするのがネイマールということで
私を含むマドリディスタ全員が不安を抱えてました。


実際に試合に入るとレアル側の右サイドを
執拗にパリ・サンジェルマン(以後PSG)の攻撃陣は
狙います。



しかし、レアルマドリードにも
守備でのある決まり事があることに気づきます。



それは、『基本的にはナチョが縦を切りつつ、マンマークで守備をしてネイマールを中央に誘導しつつ、ボールを持ったネイマールが中央に移動したところで、中盤のカゼミロとモドリッチ、そして状況に応じてイスコが上手く連携してネイマールを潰す』
という決まり事です。



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中央のスペースを突破されることと共に
サイドを突破されることもピンチを招きます。


中央にはリーグアン得点ランキング2位のカバーニがいるため、サイドを突破されクロスという攻撃も
非常に危険です。
  


それを踏まえた上で
縦を切る個人戦術をジダンはナチョに与えます。




実際に後半途中までサイドでの
ネイマールの個の突破はある程度制限することに
成功し、最大のウィークポイントであった
右サイドの守備を能力ではなく
戦術でカバーします。



話は脱線しますが、全体戦術の守備も
PSGを苦しめていました。


それは、去年のクラシコで行った
敵陣内での『マンツーマンディフェンス』です。


クラシコでは、後半からこのマンツーマン
ディフェンスをやめましたが、
この試合ではフルタイム続けました。



PSG戦での全選手の走行距離が
計123.644キロメートルを記録して
今季のCLの最長距離になったという数字にも
積極的な守備面が表れています。


敵陣内でのショートカウンターも何本か
決まったり、CBにプレッシャーをかけて
パスコースを限定させたりと、ある程度
この『マンツーマンディフェンス』も効いてました。


CLで勝ち進めば、ゲーゲンプレスに続き
貴重な守備の戦術トレンドになる可能性を
秘めています。




②エメリ監督の迷采配

やはりこの人は、なぜかアウェイに弱いですね。



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迷采配と言われるシーンは
後半19分のカバーニをムニエに代えたシーンです。


フォーメーション自体もダニエル・アウベス
一列上げてムニエをSBに入れ、フォーメーションも、
[4-3-3 ]から[4-4-2]に変更します。



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エメリ監督の狙いとしては
自陣の右サイドのケアです。


交代前の守備時は、ボールを持っているサイドのWGが
一列下がり[4-4-2]の守備ブロックを形成します。


右サイドの守備にフォーカスすると
ムバッペはそれほど守備意識が高くなく、
ヴェッラッティも攻撃で高いポジションを
取るため、攻守の切り替えが遅いです。



それゆえに、右サイドのサイドのスペースに
広大なスペースが生まれます。


前後半含め何度もマルセロに、そのスペースを使われてサイドでの優位性を作られています。




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そのため、本職がSBのダニエル・アウベス
一列あげることで
守備の強度を上げようとします。





しかしこの戦術的な交代は、理には叶っていますが、
誰もが疑問に思ったゆえにより一層の悪循環を
生みます。



交代による影響は、2つあります。



1つは、攻撃力の低下です。


カバーニというターゲットマンがいなくなったため、単純に攻撃の選択肢が減ります。


また、2トップになったため
中央でのプレーが多くなり
ムバッペとネイマール
自分で仕掛けること多くなります。


ネイマールは前半、カゼミロとモドリッチ
潰されることが多く、カバーニ交代後の中央のエリアでのプレーもことごとく潰されていました。



ムバッペは上手く右サイドを攻略して
右サイドからのチャンスを演出していました。

しかし、チーム自体が左サイドに比重を置いているため
サポートする選手が少なく得点に繋がるチャンスを作れませんでした。




そのためPSGは
途中からダニエル・アウベスを前線の攻撃に参加させて、3トップのような形に修正します。





しかしダニエル・アウベスには、守備のタスクがあり、3トップになるにしても
カウンターを警戒しながら、遅れてファイナルサードに上がる形だったので、
その修正も中途半端な改善に終わります。





1つめと関連する2つ目の影響が
ダニエル・アウベスの前線への攻撃参加の影響で、
再度右サイドのスペース問題が浮上します…













長く書いてしまったので
この続きは明日にしたいと思います。



『③後半2枚替えのジダンの真意』については
今シーズンというより、ジダンが監督になってから
初めて使った大胆な戦略ということだけ、
紹介しておきます。




続きは明日の夕方までには
投稿したいと思いますので、良かったら
続きも読んで頂けると幸いです。



今日も読んで頂きありがとうございます。


このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。


ではまた!












『ベルギー史上No.1 黄金世代』~ベルギー代表~

ムサ・デンベレ(トッテナム)、ナインゴラン(ローマ)、
メルテンス(ナポリ)
に共通することは
なんだろうか?

ベルギー出身の選手なのは
言うまでもない。


ムサ・デンベレは、躍進中のトッテナム
中盤を支える。

ナインゴランは、ローマの心臓として
中盤の攻守のバランスを取る唯一無二の存在。

メルテンスは、セリエAで現在1位のナポリ
CFとして得点を量産している。






各国のリーグでレギュラーの選手達でさえも
この国の代表ではスタメンに入れないのだ。


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フォーメーション・チームスタイル

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フォーメーションは、基本的には
[3-4-2-1]です。


監督は、ロベルト・マルティネス監督です。


16年8月に就任したスペイン人監督であり
代表監督を務めるまでは、古巣スウォンジー
24年ぶりに、当時のプレミアリーグ一部リーグ
昇格させたり、
13/14シーズンにウィガンを
FAカップ優勝に導く、輝かしい経歴を持つ監督です。



日本代表との親善試合を観た方は
わかると思いますが、ベルギー代表は
強力なタレントを擁して渦状攻撃を
仕掛けてくる攻撃的なスタイルのチームです。



ロシア欧州予選では、
ギリシャやボスニュア・ヘルツェゴビナ
同組のグループHでしたが、9勝1分無敗という成績を残し、13度目のW杯出場を決めました。




また、欧州予選の総得点は『43』であり
この数字は、ドイツ代表と肩を並べ
欧州予選最多得点記録となっています。


その攻撃陣で輝きを放つのが
ルカクアザールです。


強靭なフィジカルと空中戦の強さで
プレミアリーグで今シーズン、12ゴール(6位)を
叩きだした
ルカク


ルカクとは対照的に、足元の技術に
支えられたドリブル突破や今シーズン11ゴールでルカクに迫るゴール数でありチームに貢献する
アザール


この2選手の他にもA・マドリード
カラスコパリ・サンジェルマンムニエ
そしてバックアッパーにも
先ほどあげたメルテンスという
豪華攻撃陣がベルギーには揃っています。



中盤も、今やマンチェスター・シティ
いなくてはならない存在であるデブライネがいます。


デブライネは、戦況を即座に理解し
2手3手先まで読み、味方にパスを供給したり、
時にはウイング(特に右)の位置で、アタッカーとして
クロスをあげたり、味方との連携で
崩したりと色々な役割
をこなすオールラウンダー
であり稀代のゲームメーカーでもあるタイプの
選手です。


そのデブライネとアザールルカクとの
連携での得点や、カウンターから
ロングボール一本でルカクに当てて
デブライネに落とし、数本のパスだけで
得点を生むことが主な得点パターンです。



強力な攻撃とは裏腹に、ベルギー代表は
守備に問題があります。


2017年3月に行われたロシアとの親善試合では
3得点を取るものの、結局3点を返されて
引き分けになりました。

また、10月のボスニアヘルツェゴビナ戦では
4得点を取って勝ったものの、相手にも
3得点をされるなど、守備の不安定さが
目立ちます。


なぜそんなにも守備が不安定なのかと言うと
実は明白な理由があります。


それが守備時の間延びです。


相手がボールを持った際には
ボールサイドのWBが一列下がり、
4バックを作ります。


押し込まれると5バックになることも
あるので中盤が人数不足に陥り、
システム上間延びが発生します。


その間延びと中盤の数的不利を嫌い
中盤の選手も自陣の深い位置まで戻ります。


どんな相手であろうと
ボールのポゼッションで上回れれば
守備の機会が少なくなるのでいいのです。


しかし一旦相手にボールを持たれると
引いてしまうため、ベルギーは守備に
追われる時間が長くなり、体力を守備で
消耗してしまいます。


実際に去年のメキシコとの親善試合でも
引いて守り、体力が消耗してきた後半に
メキシコのドリブル突破についていけず
守備のシステムの混乱を招き
大量失点(3失点)。






攻撃は文句のつけようがないが、
守備の面で言えば、ロシアワールドカップまでに
まだ時間があるのでマルティネス監督には
守備の強化を積極的に取り組んで欲しいです。




フランス・イングランド、そしてベルギー。


サッカー新興国であるこの3チームが
ロシアワールドカップでジャイアントキリング
起こし強豪国に一泡ふかせられるかが
ワールドカップの楽しみ方の一つでも
あります。




ブラジル大会の準々決勝敗退の際に
デブライネが流した大粒の涙を
マルティネス、そして選手たちは、
忘れてはいけない。





今日も読んで頂きありがとうございます。

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