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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。サッカーを通じて、色々な方と繋がり、自分自身の成長に繋がればいいなと思っております。

『フランスより強いスイス代表だが、実は韓国より、ある意味くじ運が悪い…』~スイス代表~

今回はスイス代表を取り上げたいと
思います。


欧州予選では、ポルトガルと同組の
グループBで2位通過し、ワールドカップ出場を
決めました。



監督は、ドイツのヤングボーイズ
08/09、09/10シーズンに2年連続2位に導いた
ボスニアヘルツェゴビナ出身の
ウラジミール・ペトコビッチ監督
で就任3年目です。
 
前回のブラジルワールドカップでは
ベスト16ですが、FIFAランク
優勝候補筆頭のフランス代表(9位)よりも
高い8位です。




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フランス代表よりもパッと思い付く、
ビックネームがいないのにも関わらず
FIFAランク8位という安定した成績を
残すのには、ある訳があるのです。




フォーメーション・チームスタイル

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基本的なフォーメーションは
[4-2-3-1]です。

セリエA6連覇のユベントス所属の
リヒトシュタイナーバイエルン
インテルで活躍し、現在プレミアリーグ
ストーク・シティ所属シャキリ

アーセナル所属のジャカなどが
主な有名選手です。


チームスタイルは、タイトルにもある通り
ポゼッション思考の強いチームです。


データにも裏付けされていて
欧州予選全体でのボール支配率の
ランキングは驚異の4位であり62.5%です。

高いポゼッション率を可能にするのが
CBとボランチに安定した足元の技術です。


ビルドアップから難なくこなし
ポゼッションの安定感を支えてます。

また、攻撃時には
[4-2-3-1]の両サイドバック
高い位置を取り、RMFとLMFの選手が
中に絞り、CFとトップ下の選手が
最前線に入る[3-1-4-2]になり
前線に人数をかけた攻撃的な
フォーメーションに変化します。


またスイス代表は、
そういったフォーメーションやポジションチェンジが多いため、相手を混乱させて
守備の連携やシステムを崩壊させます。


その副次的な作用として
途中出場の選手を含む14人もの選手が
欧州予選ではゴールを奪っています。




キーマンはやはりシャキリジャカです。




[4-2-3-1]の3の右で使われるシャキリ
格段に足が速いわけではありませんが
ドリブルのコース取りが上手く
ドリブルで長い距離を運ぶプレーを
よく見ます。


また狭いスペースでの足元のテクニックとフィジカルの強さを備え持ち、個でサイドを打開して
カットインしてからのシュートやスルーパスなども
得意です。


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(長友と並んでますが、筋肉が凄い!!)




一方の2ボランチの一角として使われる
ジャカは、中・長距離のフライパス、
ルーパスの精度が高く、広い視野の
持ち主であり
アタッキングサードの辺り
から決定的なパスを出して頻繁に
チャンスクリエイトをする選手です。


守備の面でも、ボールを持った選手に
積極的にプレスをかけて、ボールを
回収するのが得意です。


カゼミロを少し薄めたような守備をすると
表現すれば、分かりやすいと思います。




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そんな両レフティーが右での
コンビネーションで相手のディフェンス
ライン崩して、ゴールを決めるのが
定番のスタイルです。



弱点としては、攻撃的なチームであり
攻撃の際は、人数をかけた迫力のある
攻撃をするため、ネガティブトラディション(攻→守)の際に後ろに人数が足りず、
失点に繋がるシーンがしばしばあることです。


また、日本と同じくCFの決定力不足
スイス代表にも課題としてついてきます。


一応は、ベンフィカセフェロビッチ
CFを務めていますが、プレーオフ
北アイルランド戦では、幾度となく
シュートチャンスを外し終いには、
ファンからブーイングの嵐を
浴びさせられてました。




スイス代表は元々組織力があるチーム
ペトコビッチ監督の指導により
攻撃とプレスの質が向上しました。


面白いことに練習にラグビーの練習
取り入れ、選手の連携を高めたことも
あるそうです。



そんなスイス代表は
ロシアワールドカップではグループEで
ブラジル、コスタリカセルビア
同組です。


一位突破は番狂わせがない限り
不可能に近いですが、2位争いでは
コスタリカと争うことになるでしょう。





しかし、例え2位突破して
決勝トーナメントに進んでも
運の悪いことに相手はおそらく
前回王者のドイツになるので、良くて
前回大会と同じベスト16だと思います。



前回大会のアルジェリアのように
前回王者ドイツまた予選のブラジルを
焦らせることがスイス代表には
できるのであろうか。




今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば
幸いです。

ではまた!