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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。サッカーを通じて、色々な方と繋がり、自分自身の成長に繋がればいいなと思っております。

~二連覇のかかるドイツ代表の『新たなる進化』~前編


今回は前回のブラジルワールドカップの
優勝国ドイツを紹介したいと思います。

記憶に新しい若手主体で挑んだ
コンフェデカップでの優勝世界ランク
一位
という堂々たる成績は、サッカーファン
なら誰しもが知っているブラジル、スペイン
などと並ぶ強豪国です。

今回のロシアワールドカップでも
優勝候補の1つでもあります。


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基本フォーメーション

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基本的なフォーメーションは
4-2-3-1です。


前線、中盤、DFライン、GKの
どのポジションにもレギュラー、控え含め能力が高い選手が豊富なのが特徴のチームであります。


『ドイツ代表=クロースのチーム!』

ドイツ代表の監督はレーブです。

2012年のEURO準決勝のイタリア戦では
戦術的なミスにより、国内から多大な
批判を受けましたが
、2014年のワールド
カップで優勝し、今年のコンフェデカップでも優勝するという成績を残し、今では
ペップ・グアルディオラモウリーニョと並ぶ名監督です。


そのレーブ監督が、
ブラジルワールドカップ後に戦術的に
大きなチームスタイルの変更をしました。


それが見出しにもある通り

『ドイツ代表=クロースのチーム』

なのです。


ドイツ代表の最近のサッカーを観ると
攻撃の際には、クロースを経由せずに
前線にボールが渡ることがほとんど
ありません。


ビルドアップの際には、クロースがCBの間に降りてきて、ビルドアップの際の
パスコースを作って、数的優位な状況で
ボール回しを活性化させます。


主な攻撃パターンとしては、クロースが
CBのフンメルスの左に下がり、ボールを
受け、右SBのキミッヒの上がりに
サイドチェンジの斜め(ダイアゴナル)の
パスでロングパスを供給することから
チャンスを作ることが多いです。


また、DFラインから前線へのパスを
クロースが担っているので、前線の
ドラクスラー(PSG)やエジル(アーセナル)
が中盤に降りて、ボールを受けることが
なく前線の高い位置でポジショニング
できるため、ドリブル突破やラストパス
などの自身の強みを生かせます。

そして、高いポジションに選手が
ポジショニングしているため、
ボールロスト時に、すぐにゲーゲンプレス
にいけます。

 

よって、ゲーゲンプレスからの
ショートカウンター
という守備の選択肢も
増えました。


解決しつつあるCF問題

2014年のブラジルワールドカップを機に
代表引退をしたクローゼの後継者
見つからず、CFの人材不足がドイツ代表の
課題の一つでもありました。


その後は
フィジカル面やスピード面で適正とは
言い難いミュラー(バイエルン)
一度はCFに落ち着いたものの、決定力不足が露呈し、相応しいとは言えないマリオ・ゴメス(ボルフスブルク)を当てはめたが
いい結果がでませんでした。


しかし近年若手の台頭により、
今までと異なるタイプの2人のFWが
現れたのです。

それがサンドロ・バーグナー
(ホッフェンハイム)とティモ・ベルナー
(RBライプツィヒ)です。


バーグナーは今年の6月に代表デビューを
果たし、196cmの高身長でサイドからの
クロスに合わせるシーンでは、存在感を
出しました。


ドイツは強豪国ゆえに引いて守る対戦相手が多いため、空中戦で相手を崩すという
オプションが増えたことはドイツ代表に
とってプラスの要素になりました。

もう一人のウェルナーは対照的な選手で
特にスプリント能力と決定力が特徴です。

また相手の嫌がる危険なエリアに
フリーランするサッカーIQの高さ

持ち合わせてます。



2014年のワールドカップでは
パスサッカーを主体でやったり、守備に
重きを置くカウンターサッカーを
やったり、今では現代サッカーの要素を
取り入れたりと、ドイツ代表の強みは
何と言っても戦術のバリエーションの多さです。


それによって相手に手の内を知られない
レーブの創造性は、今回のロシアワールドカップでも話題を呼ぶことでしょう。


次回の後編では、ドイツ代表の注目選手
紹介したいと思います。


今日も読んで頂きありがとうございます。
このブログが皆様のお役に立てれば幸い
です。

ではまた!