~『シメオネイズム』を受け継ぐ育成理念~
2012年からディエゴ・シメオネが率いる
獲得してきた。
堅守速攻という言葉が相応しいそのスタイルで
ビッグクラブに、のしあがった。
どのような教育をしているのだろうか?
今回はカンテラ(下部組織)ついて語って
いきたい。
日本の子供とスペインの子供の
違い
キャンプを今年初めて行ったそうだ。
アトレティコの指導者がそこで感じた
日本の子供とスペインの子供の違いを
ここで見ていきたい。
日本の子供がスペインの子供と比べて全てが
劣っている訳ではない。
技術面ではスペインの子供よりも高い能力を
持っており、特にレベルの高い日本の子供は
スペイン一部のカンテラでもプレーができる
程の実力を有している。
だか、精神面はどうだろうか?
スペインの子供は皆が、「なぜこの練習をするのか?」・「なぜパスをこのタイミングでしなければならないのか?」と練習をする前、している最中を含め聞き、常に考えて練習をするそうだ。
しかし日本の子供達は、一概には言えないが、
「なぜこの練習をするのか?」と考えて練習している選手が少ない印象があるそうだ。
いわゆる、『練習のための練習』をしている
ように見えるのだと指摘している。
アトレティコの育成理念
基本的にはトップチームの練習方法や戦術に
従って、カンテラも指導する。
その上で、多くのポジションができて、
プレーのバリエーションが豊富な選手を
育てるのが理想だ。
つまり練習では、試合に近い状況で、
常にボールを持った練習をして、理想の選手を
育成する。また、集中力・協調性・考える力、
判断力といった能力を重点的に向上させるのも
アトレティコマドリードが求める
ポジション別の能力
最後にこれを紹介して終わりたい。
FW→①高い決定力②判断力③スピード
④高い守備力
MF→①ポジショニング②賢さ
DF→①高いフィジカル②球際の強さ
GK→①冷静さ②正確なボール扱い
FWに求められる高い守備力(前線から始まる守備)やGKに求められる正確なボール扱い
(GKからDFラインからのボール回しに参加する)などは現代サッカーをする上では必須の能力で
あり、これを元に育成して、トップチームに
昇格して活躍しているカンテラ出身者
(コケ、ガビ、フェルナンド・トーレスなど)を
見ているとどれ程育成が上手くいっているのが
わかるであろう。
紹介してすみません。(笑)
12節のマドリードダービーが待ち遠しいですね。
長々読んで頂きありがとうございます。
このブログで皆様のお役に立てれば、
嬉しいです。
ではまた!