~プレミアリーグはどのようにして、今の地位を築いたのか?~③
①・②を辛抱強く読んで頂いた方ありがとうございます。
③でこの話題は終わりを迎えますので、
安心してください(笑)
プレミアの歴史に学ぶJリーグの未来
Jリーグのみならず、各国のリーグの発展には
組織の成長が必要だ。
理由は、ここまで読んで頂ければ自ずと理解できると思います。
そして2017年、Jリーグもある転換期を
迎えた。
DAZNとの放映権契約である。
これにより、2017年より10年間
約2100億円の放映権契約がJリーグとDAZNとの間に結ばれる。前年までJリーグと
契約していたスカパーは1年間で約30億円で契約していたと言われているため、比較すると
少なくとも7倍は放映権料の差がある。
このDAZNとの契約により、
各Jクラブへの分配金の額は上がり、また上位
クラブやタイトルを取ったクラブには別に賞金が与えられるため、今年は鹿島や浦和や神戸が先制投資したように、移籍市場の常識が根本的に変わってきてしまうだろう。
全体的にJクラブそれぞれが、補強やスタジアム建設、育成などに以前よりお金を費やせるようになり、Jリーグ全体の底上げにはつながると思うが、コンペティションや年間順位によって賞金などが分配金とは別に与えられるため、将来的に各クラブ間に格差が生まれるのが課題でもある。
論点はだいぶ変わるが、
95/96シーズンに名古屋グランパスを指揮したアーセン・ベンゲルは日本サッカーについて
こう述べている。
「組織化された効率的なシステム、規律を重んじた姿勢、他から学ぶ謙虚さが日本サッカーの特徴である」と称賛していた。
また「日本サッカーが次のステップに進むにはより多くの一流選手やチームの輩出が必要になってくる」と述べている。
まとめ
爆買いで話題になった中国や2022年W杯に向けて、国内リーグの強化を、莫大な費用を投じて行っているカタールなど、アジアサッカーの発展は今後さらに激しくなっていくだろう。
また来年に迫ったロシアワールドカップや
2020年の東京五輪に向け、日本も
国内リーグの発展やU-23世代の強化など
課題は山積みである。
国内外問わず、今後サッカー界がどのようにして、変わってゆくのかに一個人としても
注目していきたい。
長々読んで頂きありがとうございます!
試合分析だけではなく、色々な情報を一つに
まとめたコラム的なものも書いていけたらなと
思います。
このブログが皆様の役に立てたなら、光栄です。