~映画鑑賞 ナラタージュ~
10/7(土)公開の映画『ナラタージュ』
観てきました!!
などです。
映画館には、8割方女性のお客さんでした。
有村架純を見たいがために、観にくる男性が
多いのかと思ってましたが…笑(私です笑)
あらすじ
大学2年生の春に、泉(有村架純)のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山(松本潤)から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、電話がくる。葉山は、高校時代、学校で一人ぼっちだった泉を救ってくれた教師だった。 そのうち葉山先生のことが好きになっていく泉は、一度は諦めたが、再会により気持ちがよみがえり、二人の想いが重なり合ったとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻を知る。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる。
(TOHOシネマホームページ参考)
(Asmik Ace より引用)
感想
泉の気持ちを知る葉山と、一度は振られても
諦めきれずに葉山を求める泉との、ストーリーが進む中で変わりゆく関係性・人間性が観ていて歯がゆい感じがしたが、青春映画という夢物語というよりは、リアルな恋愛が描かれていたので、非常に面白かった。
ストーリーが進む中で、嫉妬束縛が強く
いわゆる重い小野くん、泉に対しては親身になってくれて優しいが肝心なところで逃げていくという弱さ・ズルさのある(都合のいい男?)
葉山、小野くんと付き合うことで葉山のことを忘れようとするが、頭の片隅にはいつも葉山がいる泉との三角関係のシーンは、描写に
人間本来の欲望などがよりリアルに描かれていて特に面白いと感じた。
葉山→妻を救えなかった責任を自分に感じる弱さを持つ
泉→いつまでも葉山を忘れられない弱さ
違う弱さ、決して交じり合うことのない二人だが、終盤に裸足で葉山のもとにいく泉が放った言葉
「葉山先生に呼ばれた気がした」
この言葉が人間の正直な欲望・気持ちを表していて、ゾッとした。
大人になり、恋愛におけるタブーや諦めることを覚えていき、また仕事などで恋愛だけでは生きていけない環境になるなかで、こうした真っ直ぐ好きな人を追い求める愛というのを忘れかけていたことに私自身気づいた。
「あなたは一番好きな人を思い出す」
とキャッチフレーズであったが、好きという気持ちに素直な恋愛をしていた頃を思い出す、また泉のナラタージュが物語の核であるが、昔の恋愛を思い出すと言う意味で、私自身のナラタージュでもあった。むしろそういう意味のキャッチフレーズなのであると気がついた。
ハッピーエンドではありませんが、
色々と考えさせられ、もう一度見に行きたい映画でした。
恋愛とは何か?思い出したい人には、
是非おすすめしたい作品です。
長々読んで頂きありがとうございます!
ちなみに私の初恋は、
告白して振られ終わりましたが…(笑)
またよろしくお願いします。